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(ここにあげたのは、性機能障害の症例です。他の病気については直接ご相談ください)

都内に住む五十歳の男性は、マスコミ関係の仕事をしている。若いころから昼夜を分かたず仕事をしてきた。寝不足でも元気に明るく仕事がこなせた。しかも優秀だった。

三十二歳でプロデューサーになった。その年に大恋愛をし、あっという間に籍を入れた。相手は広告代理店の役員秘書をしている女性だった。

最初は平和だった。しかし帰宅時間が毎日遅く、仕事で家に帰らない日も多かった。妻も仕事をやめずに勤め続けた。一緒にいる時間が少なかった。そのうち気持ちがすれ違うようになり、けんかが多くなった。二年を待たずして離婚することとなった。

男性の仕事はその後も多忙をきわめた。彼の会社は順調に仕事を受注していった。

四十五歳になって、また大恋愛をした。友人からは、老いらくの恋と冷やかされた。老いてますます盛んだな、と喜んでくれる友もいた。自分では、まだまだ若いつもりだった。相手はまた広告代理店の秘書だった。二十七歳だった。

結婚の話もでたが、それがお互いのためにいいのか悪いのか、すぐにはわからなかった。結婚にふみきったのは、四十七歳になってからだった。

妻は一回目に結婚したときの相手と同じくらい若かったが、今度は落ち着いて愛し合えた。あのときは自分が未熟だっただけなのだろうか。妻を大事にしてやりたいと思った。

結婚して二年がたった。二人はいたわり合い、愛し合っていた。しかし、さすがに年のせいか、からだがついてこなくなった。性生活が淡白になってきた。若い妻は何も言わなかったが、妻の欲求に満足にこたえられないことが増えた。気持ちは若いつもりでも、からだが言うことを聞いてくれなかった。子どもも欲しかった。栄養ドリンクなどをいろいろ試してみたが、あまり効果は感じられなかった。妻に相談して、バイアグラを飲んでみることにした。

泌尿器科に行ってバイアグラを処方してもらい、その夜さっそく試してみた。しかし服用して数十分後に激しい頭痛に見舞われ、それどころではなかった。数日後に再度挑戦してみたが、同じような頭痛が襲ってきた。

再度、泌尿器科に行って相談してみた。バイアグラはやめたほうがいい、あとは補助具くらいしかないと言われた。なんとなく抵抗があった。

性機能障害は九割以上が勃起障害である。かつてはインポテンス(性的不能)といわれていたが、今では勃起障害あるいは勃起不全、EDと表現される。統計にばらつきがあるが、日本には約九百万人いると推定されている。男性の五人にひとりの割合である。

漢方では性機能は腎に属する。腎が弱ると活力や精力が減退する。腎虚である。これが性機能の低下と結びつく。もともと四十歳代以降の中高年に多い体質であったが、近年は過労や睡眠不足、不規則な生活などが腎の気を消耗する関係で、三十歳代以前の比較的若い世代にも少なからず腎虚体質が見られる。

ほかには気滞の体質による性機能障害も多い。ストレスや緊張、いらいらが引き金となって、気の流れを阻害する。その結果、からだが自然な反応をしなくなる。気持ちとからだがかみ合わない。……

冒頭の男性の場合は、過労と年齢による腎気の不足と、陰液の減少との両方があり、しかも持続するストレスが気の流れを悪くしている。中高年の性機能障害に多くみられる組み合わせである。鹿茸、杜仲、鬱金などの漢方生薬を煎じてもらうようにした。

効き目はすぐに現れた。しかしこれは一時的な精力剤ではないことと、体質を改善するには時間がかかることを説明し、しばらく漢方薬を続けてもらっている。……

(拙著『男のための漢方』(文春新書)より抜粋・一部改訂)
参考症例・エッセイなど
 
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