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漢方薬で毛穴を引き締め、肌の調子を整える
毛穴は文字どおり毛が生えてくる穴ですが、それだけでなく、皮脂が出てくる穴でもあります。体質の変化や加齢、肌質の変化などにより、皮脂の分泌が過剰になったり毛穴の状態がわるくなったりすると、毛穴が開いたり黒ずんだり脂性肌になったりします。

人間の皮膚は、表面から角層・表皮・真皮・皮下組織と重なっており、からだ全体を包んで、体内の生命活動が外部環境の影響を受けて混乱されることなく一定条件で行われるように守っています。また人間の体の約70%を占める水が体外に漏れるのを防いだり、また外部からの細菌やウイルスの侵入を防いだりしています。皮膚は広げると約1.8uあり、その重さは約4〜6sになる、人体で最大の臓器です。

皮膚には毛穴と汗孔という2種類の穴があいており、毛穴の奥には皮脂腺があります。皮脂は皮脂腺でつくられ、毛穴から流れ出て皮膚の表面をおおいます。また汗は汗孔の奥にあるエクリン汗腺でつくられ、体表に出てきます。

脂性肌(オイリースキン)は、皮脂の分泌量が過剰な状態です。毛穴が開き、顔全体やTゾーンがテカります。皮脂の分泌量は、ちょっとした疲れや睡眠不足、食事の不摂生、精神的なストレス、ホルモンのバランスなどによっても変化します。

加齢や疲労の蓄積によって肌質が衰えると、毛穴付近の皮膚にも"たるみ"が生じ、毛穴自体も垂れ下がった形になります。また毛穴につまった皮脂や角栓の影響で、毛穴が黒ずんだり開いたままになったりします。

漢方薬は、皮膚の機能を高めて肌の若々しさを取り戻すことにより、毛穴の悩みや脂性肌の改善をしていきます。漢方薬で皮膚の機能が活性化され、ホルモンバランスが調えば、皮脂の分泌量が安定していきます。毛穴の“たるみ”の改善にもなります。血行が改善されれば老廃物やメラニン色素の排泄が促進され、毛穴の黒ずみの解消につながります。乾燥して硬くなった表皮が潤うようになれば、硬く開いたままの毛穴が自然に引き締まってきます。

美容外科や美容皮膚科、エステでは、ケミカルピーリングや、ビタミン類などによるスキンケアなど、からだの外部からの治療が中心となります。それに対し、漢方薬は、体の内側から肌の状態を整えていく薬です。

漢方薬は、あくまでも体質を改善して肌質を改善し、毛穴を引き締め、ハリのある肌、きめの細かい肌を作るものです。美容皮膚科での治療やトリートメント、エステなどと併用している方もいらっしゃいます。からだの内側からじっくり根本的に美しくなりたいとお考えの方に適しています。


よく使われる漢方薬
 
1:肌質の衰えが心配な方は、黄耆、甘草など、皮膚組織の機能を高める生薬を用いた漢方処方が適しています。

2:ホルモンバランスを調えたい場合は、地黄、桂皮など、内分泌系の機能を調整する生薬を使った漢方薬がいいでしょう。夜更かしは控え、規則正しい生活も心がけてください。

3:血行を改善して皮膚に豊かな栄養を送り込み、老廃物を取り除きたい場合は、芍薬、牡丹皮など、血行を促進する生薬配合の漢方処方を使います。

4:肌の乾燥が気になる方は、当帰、地黄など、肌を潤す薬効のある生薬を使った漢方薬がよろしいでしょう。

参考症例・エッセイなど
 
以下の症例・エッセイ・関連ページも参考になさってくださいませ。
自分にあった漢方薬に出会うには?
 
自分にあった漢方薬を入手するためには、専門家のカウンセリングを受けるのが第一です。漢方の専門家が、あなたの体質を判断し、あなたに最適な漢方薬を処方します。詳しい解説については、こちらをご覧ください。または下記の連絡先まで、お気軽にご相談・お問い合わせください。


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