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高血圧を根本原因から改善する
血圧は、心臓から送り出される血液の量と、血液が流れるときの動脈の抵抗とによって調節されています。この血圧が持続的に上昇している状態が高血圧です。血圧が高いと全身の臓器や組織にさまざまな弊害が生じます。特に心臓や血管での負担が大きくなり、動脈硬化や心不全・心筋梗塞、また脳梗塞やクモ幕下出血の直接の原因となります。

高血圧の原因は、高脂血症や糖尿病・腎疾患・甲状腺機能亢進症など他の病気が原因となる場合のほかに、精神的ストレスや過 労・アルコールや塩分の摂りすぎ・喫煙・脂肪食・運動不足、あるいは遺伝や加齢などがあります。

高血圧の場合、前述のように生命に関わる重大な合併症を引き起こすことが多いので、特に西洋医学では対症療法的に血圧を下げ る薬が処方されます。末梢血管を拡張する薬や交感神経の興奮を抑制する薬、または利尿剤などが降圧剤として有効ですが、いずれ も服薬中のみ血圧を下げるだけで、高血圧の根本治療にはなりません。西洋医学では降圧剤を一生飲み続ける必要がある、といわれ るのはこのためです。また西洋医学の降圧剤は最低血圧(下の血圧)を下げる力が弱いので、下の血圧が高いタイプの高血圧の場合 は、注意してください。

一方、中医学(中国の医学・漢方)では、高血圧を、体内のバランスの失調や体力の低下、あるいは心理的・精神的ストレスに対 する抵抗力の小ささ、血液循環の悪化などが根源にあるものととらえ、その根本原因を改善すことにより、血圧のコントロールを図り ます。心身の内部状態を改善して血圧を下げるのが中医処方(漢方薬)の特徴です。根本原因が改善されれば血圧は自然に下がりま すので、一生漢方薬を続けて飲む必要もありません。
高血圧によく用いられる中医処方(漢方薬)
高血圧を改善する中医処方(漢方薬)は何十種類もあり、最適な処方は、ひとりひとりの体質や、高血圧のタイプ・根本原因・症状によって異なります。以下に比較的よく用いられる処方を列挙しますが、必ず漢方薬局などで中医学(漢方)の専門家によく相談して決めてください。

柴芍竜牡湯、 冠心U号方、 黄連解毒湯、 帰脾湯、 右帰飲、 柴胡疎肝散、 知柏地黄湯、 竜胆瀉肝湯、 など

日常生活上での注意点
中医学では、心身のアンバランスを調整して自然に血圧を下げるために、焦らず改善を続けてください。また特に初期で血圧がなかなか下がらない場合は降圧剤を併用するなど、さまざまな配慮が必要です。詳しくは中医学の専門家にご相談ください。

1: アルコールや塩分の摂りすぎに注意する

2: 食事はよく噛んでゆっくり食べ、脂っこいものの食べすぎに注意する

3: ストレスをためない工夫をする(趣味・運動・週末の気分転換など)

4: たばこは吸わないようにする

中医処方と養生(日常の健康管理)で、一日も早く高血圧と訣別してください。


参考症例・エッセイなど
 
以下の症例・エッセイ・関連ページも参考になさってくださいませ。
(日経DIコラムは薬剤師向けに漢方を解説するサイトですが、それ以外のかたも閲覧可能です。症例ものせて、わかりやすくまとめました)


自分にあった漢方薬に出会うには?
 
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