-病気・症状別の解説-
(胸・腹・手足の症状)
下痢
慢性の下痢のタイプとしては、腹痛を伴う場合や伴わない場合、便が粘っこい場合や未消化の場合、すっきり排便しない場合、下痢と便秘を繰り返す場合などがあります。
また、便意が頻繁にあり下痢と便秘を繰り返す過敏性腸症候群、粘血便や血便を伴う潰瘍性大腸炎、長期にわたって腹痛や発熱、下痢、体重減少を伴うクローン病などの病気で漢方治療を希望する人も増えています。
漢方では、下痢の根本原因を内臓機能や心身のバランスの失調に求め、そのバランスを調整し正常化することで、下痢の根本治療を図ります。とくに慢性の下痢に対しては、漢方薬で消化器系の機能を高めたり、また自律神経のバランスを調整したり、ストレスに対する抵抗性を高めたり、あるいは冷えやすい体質を改善したり、からだ全体の機能を向上させたりすることにより、下痢の治療に当たります。漢方薬には心身のバランスを整える力があるので、過敏性腸症候群に対しても効果的です。また潰瘍性大腸炎やクローン病に対しても、漢方薬で免疫力や自然治癒力を高めることにより、症状の軽減や治療に効果を発揮しています。
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