-病気・症状別の解説-
(胸・腹・手足の症状)
肝炎
41歳の男性でC型慢性肝炎のかたがいました。自覚症状としては疲れやすい程度ですが、肝機能の検査値が異常値のまま推移しています。病院ではインターフェロンや強ミノ、ウルソなどによる治療を続けていますが、あまり効果がありません。
肝炎は、肝炎ウイルスなどにより肝細胞が障害を受けて破壊される病気です。また慢性肝炎は長い経過を経て肝硬変に進展し、さらに肝細胞がんが発生する危険性が高くなります。
漢方では、慢性肝炎から肝硬変やがんに進展するのを予防し、肝炎ウイルスを排除して肝機能の改善を図るために漢方薬を処方します。とくに患者の免疫力を高め、肝炎ウイルスの増殖を抑える働きが漢方生薬にはあります。
先の男性の場合は、香附子、青皮、白芍、赤芍、黄耆、黄精、鼈甲などの生薬を用いて体調を整え、免疫力を高めることにより、2ヵ月後には肝機能検査値が正常域にもどりました。
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