-病気・症状別の解説-
(精神・神経)
うつ
35歳の会社員の女性で、うつに悩んでいるかたがいました。朝起きるのがつらく、仕事にも意欲がわきません。めまいや立ちくらみもしょっちゅうあります。インターネットなどで調べると、どうやら自分はうつ病ではないかということになり病院へ行きました。やはり抗うつ剤が処方されました。
抗うつ剤を服用していると症状は軽くなり気分的にも安定してきますが、薬を手ばなすことができません。いったいいつになったら元の私に戻れるのかと不安感にもかられます。職場では昔のように明るく振舞っていますが、そのぶん帰宅後や朝の憂うつ感が重くのしかかっています。
うつに対して漢方では、ストレスに対する抵抗性の向上、および心身の活力の充実、というふたつの方法で対処していきます。
この女性の場合も、川楝子、石菖根、黄耆、黄精などの生薬を服用してもらうことにより、2年間服用し続けた3種類の抗うつ剤が4ヵ月後には不要となり、1年後にはすっかりもとの精神状態にまで回復し、漢方薬も必要なくなりました。
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