-病気・症状別の解説-
(女性特有のもの)
子宮筋腫
子宮筋腫は女性の5人に一人がもっています。しかも良性です。ですから漢方では、筋腫だからすぐ手術やホルモン療法というのではなく、筋腫が大きくなるのを防ぎ、場合によっては消退させ、今ある症状を取り除くことを目的として漢方薬の処方をします。
33歳の女性で生理の出血が多く、貧血症状のあるかたがいました。病院で検査をして子宮筋腫が見つかりました。大きさが6cmほどのものをはじめ数個の筋腫があり、手術を勧められています。しかし子どもを生みたいので手術はしたくないとのことでした。
漢方には、筋腫やポリープ、腫瘍などの隆起やかたまりに作用してそれらの成長を妨げたり小さくしたりする生薬があります。この女性には、それらの生薬にプラスして血行をよくしたり止血したりする働きのある生薬を服用してもらいました。具体的には莪朮や土鼈甲、牡丹皮などです。結果的には漢方生薬の服用により筋腫の発育が抑えられ、過多月経も緩和され、数年後に無事出産することができました。
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