-病気・症状別の解説-
(皮膚・肌の関係)
乾燥肌(ドライスキン)
私たちの体は全身すっぽりと皮膚に包まれています。肌が乾燥しやすいか、あるいは脂っぽいかは、皮膚とくにその一番外側の層である角層に含まれる水分量と、角層の表面に広がる皮脂の量、このふたつの要因に大きく左右されます。角層内の水分量が減少した状態が乾燥肌です。
26歳のOLの例です。一年を通じて肌が乾燥するほうで、とくに秋冬には下着があたる部分や柔らかいところなどがかゆくなって仕方がないとのことです。肌はカサカサして、魚のうろこのような感じになっています。乾燥のせいか、頬のあたりが少しピンク色をしています。顔を洗ったあとに肌がつっぱります。また冷え症で手足の先が冷えやすいのですが、顔はわりとほてりやすくて運動をするとすぐに顔が赤くなるそうです。
このかたは、必要とされる水分が皮膚にまで運ばれないために肌が乾燥しているのです。水分が不足している分、顔の皮膚がほてったり赤くなったりします。この場合は肌に水分や皮脂を補いつつ、からだ全体の体調を漢方薬で整えていきます。具体的には、熟地黄や麦門冬や天門冬で肌を潤し、淡竹葉や黄柏を用いて肌の状態を安定化させました。
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