-病気・症状別の解説-
(皮膚・肌の関係)
肌荒れ・くすみ
残業や寝不足が続いて肌が荒れたり、女性ですと生理前や生理中に肌がくすんだり、あるいは鏡をのぞくと目の下にくっきりとくまができていたり。鏡の中の体調の悪そうな素顔、あまりうれしいものではありませんね。
一般に皮膚の色は、皮膚に存在するメラニン細胞やメラニン色素の量、色素物質の沈着、そして皮膚の循環血液量や赤血球中のヘモグロビンの量・性状などに影響されます。特に顔の皮膚は毛細血管網が発達しているので、お肌の調子は血行の良しあしに大きく左右されることになります。また、くすみは血液の栄養状態と深く関係しています。
漢方薬には血液の流れや栄養状態を改善する作用がありますので、肌荒れやくすみにはよく効果を表します。ある女性の場合ですが、肌荒れと生理前後にめだつ目の下のくまの悩みでカウンセリングにいらっしゃいました。貧血気味でもあるようです。このかたの場合は、肌の悩みと同時に貧血も治すために血液循環量を増やす作用のある当帰や熟地黄などの生薬を中心に、気のめぐりをよくする白芍や香附子などを一緒に服用してもらいました。その結果、半年ほどで目の下にまったくくまができないようになりました。
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