-病気・症状別の解説-
(皮膚・肌の関係)

湿疹・蕁麻疹

湿疹や蕁麻疹は、多くの場合、体の内部の調子がよくないときに現れます。とくに慢性化している場合は、皮膚に薬を塗って症状を抑えていても、体内の根本原因を治さない限りなかなか湿疹や蕁麻疹は消えてはくれません。

35歳の女性で、2年ほど前に突然それまで使っていた化粧品でかぶれるようになった人がいました。同じころから胃腸の調子もかんばしくなく、胃がもたれやすくなりました。

このかたは職場環境の変化が引き金になって体のバランスが崩れ、その結果、化粧品かぶれや胃のもたれを起こすようになったようです。この場合は、薄荷や青皮などの生薬で気分を発散させ、同時に党参や白朮で消化機能を整えつつ免疫力を回復させ、山梔子や黄柏を用いて皮膚の炎症を取り除くことにより、約半年で化粧品かぶれの悩みから解放されました。

このように湿疹や蕁麻疹は、消化器系や神経系など体の内部の失調が根本原因にあることが多くみられます。漢方では、湿疹や蕁麻疹の根本原因である体内の状態を改善することにより、自然にもとの素肌に戻るように治療します。

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