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 漢方美容は、漢方思考を身につけてこそ!     
■■夏の終わりから秋への美容対策■■

 この季節、まだまだ暑い日が続きますが、気がつけば日差しが短く、夕方が早く来ます。それもそのはず、九月下旬には秋分の日が来て夜の時間が昼間より長くなります。漢方の視点から見ると、この季節は陽から陰に変わる時期です。からだも夏のままでは秋から冬の陰の季節に病気にかかりやすくなります。体調を秋冬向けにしておきましょう。

 まず紫外線を浴びて痛んだ肌には、代謝を活性化して血行を整え、肌にこもった余分な熱を取り去ることで、もとの素肌を取り戻しましょう。漢方の必殺技四つ、覚えていますか?

 この場合は「サラサラ流す」と「捨てる」技を活用します。とくに紫外線で痛んだ肌には牡丹皮、丹参、紅花などの生薬がいいでしょう。

 次にクーラーの効きすぎでからだが冷えて体調を崩している場合には、自然なかたちで体温を作りだして血行を整える、つまり「補う」技を使います。効果的な生薬は、前回紹介した党参、桂枝や当帰などがお勧めです。

 そして夏の暑さで水分が不足して調子のよくない人には、水分が不足しているからだに水分を「補う」生薬がいいでしょう。前回紹介した西洋参や麦門冬、それに沙参や石斛などがよく用いられます。のどが渇いたからといって水分とくに市販の清涼飲料水をガブガブ飲んでばかりいるのは困りものです。この点については、あとでお話します。

 生薬や漢方処方については、いつも話しているとおり、ひとりひとりの体質や症状によって、何が最適かはまちまちです。上に挙げたのは一例にすぎません。なにか服用する場合は、漢方の専門家に相談するようにしてください。

■■市販の飲み物のとりかたのコツ■■

 夏バテでふらふら、もう体力の限界、冷たい飲み物をガブガブ飲んで何とか毎日を生き延びている、なんていう人いませんか?

 夏の暑さで失われた水分を補うことは当然必要ですが、過剰に摂取した水分は体内に蓄積されて将来からだを冷やしたり湿らせたりと悪さをすることになります。たとえば春先の花粉症もそのひとつ。詳しくはまたの機会にお話します。

 さて水分摂取の際とくに気をつけたいのが市販の飲み物。表を見てください。なんと糖分の多いことでしょう! あの缶一本にこんな量の糖分が入っていたとは! こんな大量の糖分を一度に飲んで、からだにいいはずありません!

 糖分は疲れたときのエネルギー源。人体には必須の栄養です。しかし短期間に糖分を摂りすぎると血液中の糖分濃度が急激に上昇します。ここで一時的な疲れは癒せますが、からだは急激に上昇した血糖値を下げるために懸命に働き、その結果反動で低血糖の状態が起こります。スポーツドリンクなどを飲んでしばらくした後に、けだるい疲れを全身に感じるのは、このためです。そして、またこの疲れを癒すために甘いものを求めてしまう、つまりクセになるのです。糖分の過剰摂取は精神面にも影響し、イライラしやすい、キレやすい、持続力のない性格を作ります。糖分過剰摂取の弊害についてはまたお話しますが、とにかくのどが渇いたときに市販の飲み物に頼りすぎないことを、今回は覚えておいてください。

■■映画「王様の漢方」で漢方思考を身につける■■

 『王様の漢方』という映画があります。漢方や美容に興味があるなら、ぜひ観てほしい映画です。

 目的はふたつ。ひとつには、中国を代表する美肌美人のひとり西太后が死ぬまで続けたといわれる美容法が紹介されていること。これは真珠の粉を使う美容法です。現在でも美白効果ありということで化粧品各社から真珠粉入りの商品が販売されていることはご存知のとおりでしょう。斬新にみえる真珠の化粧品も、実は漢方美容法の真似をしていたのですね。

 もうひとつの目的は、この映画を観ると漢方思考が身につくことです。「漢方思考? そんなのどうでもいいわ。とにかく早くダイエットできる漢方がいいわ。あと美白効果もある漢方ね。」・・・うーん、考え方は人それぞれですから何ともいえませんが、それでは漢方は効いてくれませんね。漢方は、からだの中からきれいにする方法であり、体質そのものから元気や若さを取りもどす医学です。そして漢方で元気に美しくなるために最低限必要なのが、漢方思考です。

「いまさら漢方思考? 別にいいわよ、ふつうの考え方だけで。」・・・うーん、ちょっと待ってください。たとえばリンゴを切るときに、いつも縦に切りますよね。それを横に切ってみるとどうでしょう。切り口はまん丸、種は真ん中に引っ張られるようにかわいく並んでいて、なんだかいつものリンゴと違うみたい・・・。どうです? 同じリンゴでもずいぶん印象が違いますよね。新しい発見もあるし。私たちのからだも同じ。見方を変えれば新しい発見がたくさんあるはずです。

 漢方思考は、同じ人体に対しても、西洋医学とはまったく別の視点からとらえます。これまで親しんできた西洋医学の考え方とはずいぶん違うのです。

 たとえば、西洋医学には人体をいくつかの部品に分解して考える思考が根底にあります。それは脳、心臓、胃、腸、肝臓、肺、腎臓、骨、子宮などの部品です。人体を部品に細分化して研究を重ねた結果、今日の発展した医学があります。しかしそのようなかたちでの研究があまりにも深く行われた結果、人体をひとつの有機体としてとらえる視点、心とからだの関係を重視する視点、そして心の動きや体調、気持ちなど目に見えないものも大切にする視点が軽視されてしまいました。

 漢方では、人体を機械のように部品に分解できるものとしてではなく、ひとつの有機体としてとらえます。心や精神の状態と肉体との関係も、古来より重視しています。どこか一箇所が病気の場合も、からだ全体の調子やほかの内臓との関係を重視しながら改善していきます。部品を直す、あるいは部品を交換するのとは根本的に違うのです。その結果、現代医学では治りにくい病気が漢方で改善したり、体質だから治らないといわれる症状が漢方で改善したりすることがよくあるのです。

 西洋医学にも漢方にも、それぞれ長所も短所もあります。肌のトラブルひとつとってみても、西洋医学的に治療が困難なら、漢方思考で肌をとらえなおし、つまり肌を単なる肌としてとらえるのではなく、さまざまな内臓や自分自身の精神状態と深く関連している肌としてとらえなおすことにより、新たな解決策が見えてくるのです。

■■「漢方思考」五つの教え■■

 映画『王様の漢方』が教える漢方思考はおもに五つ。

 一つ目は「漢方は、食べることを大事にする」ということ。映画のはじめのほうで、カエルやヘビやサソリなど、まさにゲテモノの類が食卓に並びますが、そういう意味ではなく、毎日の食事こそが健康や美しさには大切であるということです。映画の途中で粥を作る場面があり、そこでこのような話も出てきます。

 考えてもみてください。生まれたばかりのときは3キロ前後だった私たちが、いまや50キロ、60キロの体重になっている、その差のほとんどが毎日の食事の積み重ねによるものです。良いものを食べていれば肌もきれい、髪もきれい、爪もきれい、というのはアタリマエなのです。そして良いものを上手に食べていれば、肌、髪、爪といった目に見える部分だけでなく、内蔵の機能、集中力、持続力、毎日の元気!といった目に見えない部分にも、当然よい影響があるのです。このように食べ物を重視して心身の健康を保つという考えが、「医食同源」という思想の中にあるのです。

 二つ目は「漢方は、自然界の『気』を用いて病気を改善する」ということです。映画の中で真珠の粉を使う美容法が紹介されています。これは清の時代の権力者・西太后が死ぬまで続けて美肌を維持したといわれる美容法です。ごく微量の真珠の粉末を十日に一回、温かいお茶で服用します。これで若々しさと光沢のある美肌を保つわけですが、これは単に真珠の成分だけが効いているわけではありません。真珠が長年かけて海の底で育つ過程で得てきた「何か」、目に見えないけど体によさそうな「何か」が、肌に効いているのです。

 大自然のなかで育まれてきたものには、良い「気」が必ず含まれている、と中国では古来から考えられています。真珠からも、食べ物からも、その「気」をいただいて健康や美容に役立てるのです。日本で食事の前に「いただきます」と手を合わせて感謝するのと似ていますね。自然界の大切な「気」を「いただいて」いるわけですね、われわれは。そして、これは健康の維持にだけではなく、病気の治療にも当てはまります。大自然の「気」をいただいて病気を改善する、これが漢方です。

 三つ目は「漢方は、病気ではなく病人を治す」ということ。映画のなかの中医師(漢方医)は目の病気を治し、不妊を治し、ダイエットを成功させます。眼科、産婦人科、泌尿器科、内科などと専門が細かく分かれている現代医学とは対照的に、どんな病気に対してもひとり全力で対面するのが漢方です。肌のトラブルに対しても、内臓の状態やホルモンのバランスなど、その人のあらゆる部分との関連を見ながら改善していくのです。人体を心臓、肝臓、胃、皮膚などとバラバラにして考えずに、人体をひとつの有機体としてとらえる考えが、漢方の根底にあるのです。漢方は病気ではなく病人を改善するわけですね。

 四つ目は「漢方は、からだ全体のバランスを調えて病気を改善する」ということです。漢方に限らず、中国というと陰と陽がよく出てきますね。陰と陽はとても広い概念で、たとえば寒いのが陰なら温かいのが陽、裏が陰なら表が陽、女が陰なら男が陽、夜が陰なら昼が陽という具合に、陰陽はバランスのことなのです。冷えすぎてもダメ、熱すぎてもダメ、そして女性が強すぎてもダメ(?)なのです。漢方でもこの考え方は大切です。冷えたからだは温めて、熱をもった炎症は冷やして、足りない元気は補って、というふうに体内のバランスを調えることにより、さまざまな病気を改善するのです。

 五つ目は「漢方は、心身一如で病気を改善する」ということです。病は気からとよくいわれますが、病気と心とは深い関係にあります。仕事のストレスで胃炎になったり、不安がつのって不眠になったり、失恋がもとで肌が荒れたり、いくらでも例はあります。そして病気を治すのにも、自分で治そうとする気が大切です。患者自身がその気になると、その人の中に秘められていた自然治癒力、つまり自分で自分の病気を治そうとする力がぐんと上がります。漢方では、このような心とからだの深い関係を重視して病気の改善に当たります。この関係を「心身一如」とよんでいます。


スティック・シュガー[小] 約何本分?
商品名・内容量  糖質(g)  スティック・シュガー[小](本)
ポ○リス○ット 350ml 23.5 8
ゲー○レード 350ml 21.4 7
ファイ○ミニ 100ml 14.6 5
シー○ーレモン 500ml 50.5 17
○カ○ーラ 350ml 35.7 12
ブ○○リアヨー○ルト 200ml 34.0 11
なっ○ゃんオ○ンジ 500ml 40.5 14
き○り 500ml 49.5 17
豆乳飲料○ナナ 200ml 21.0 7

(注1)スティック・シュガー(小)1本=3g
(注2)メーカー表示または大学等における糖度計による測定による

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